「かべうちや」の原点

こんにちは、「壁家屋」運営者の勇心です。

2025年を迎え、新しい一年がまた始まりました。

改めて「かべうちや」の原点について、名前に込められた意味とその由来についてお話したいと思いました。

壁家屋(かべうちや)という名前の由来には、2つの意味が込められています。一つは、その名の通り「壁打ち」です。

『壁打ち』とは?

ビジネスの場面で用いられることが多く、自分のアイデアや悩みなどを他人に話すことで、自身の考えを整理し、新たな気づきを得るための対話です。必ずしもアドバイスや解決策を提示するものではなく、内省や自己洞察の機会を得ることで自己発展へ繋げることを主な目的としています。

他者の言動や振る舞いに評価や判断を下さない態度で話を聞くことを徹していました。相手の思考や考えを理解して、整理して、適切に問いを立てる。その結果、自然と相手が気づきや活力を得ることを目の当たりにして気づいたことは、「私はアドバイスや解決策の提示によって人々を救うことをしているのではない」と、ふと気がつきました。

それ以来、評価や判断を下さないこと、そして、いつも変わらない態度で相手が安心して寄りかかることのできる「壁」になり続けることをより一層心がけるようになりました。

もう一つの意味は、「家」です。家族でもなく、友人でもなく、上司でもない第三者という立場での関わりですが、いつでも帰ってくることのできる「実家」のような安心感と安全感を感じて、思いっきり壁にぶつかってきて欲しいという思いから「家屋」という字を当てました。

空を自由に羽ばたく鳥もずっと飛び続けることはできません。飛ぶことに疲れた鳥は、木々の枝に止まります。私たち人間も、ふと立ち止まりたいと思ったときに休むことのできる枝が必要です。

それはつまり、誰でも、そしていつでも帰ることのできる場所です。壁家屋は、拠り所となる「心の安全基地」の機能を果たしたいと思ってます。

安心して立ち止まることのできる木々を持つ者は、再び飛び立つことができます。誰もが安心して前進する。「安進あんしん」を提供しています。

最後まで読んでいただきあリがとうございます。少しでも壁家屋に込められた背景を知っていただけたら嬉しいです。壁家屋は、いつも新たな訪問者を心待ちしております。

もし、「興味を持った。」「一度壁打ちしてみたい。」と思った方は、以下よりお申し込みください。